浮気をした男の気持ち 5

つまり今回の浮気は

あまり俺のタイプの女性で なかった。


タイプとは

はっきり言って見た目の問題だ


そんなに見た目がタイプでなかった

なのでこうして冷静でいられる。

ちなみにその女性は最初に会ったときは

もっとスレンダーだった。そのときはわりとタイプだった。




また会うことはあるかもしれないが

もうホテルに行くことはないだろう。

もし誘われても俺が拒む。

好奇心は最初だけだろう


そもそも、セックスをする

という行為について考えてみたい


たまにいるが、女性なら誰でもいいからセックスができる、したい

という男がいる。


ストライクゾーンが広い、というか

性欲が人一倍強いのか


理解に苦しむ。




俺はそうではない。

自分のタイプ 例 ともさかりえ のような女性となら

いくらでもしたい。

なんなら正式に交際を申し込みたい


また、ともさかりえとまでいかなくとも

大まかに自分の好きなタイプの範囲内に収まっていれば

したい。


しかし

そうでない場合

自分の好きなタイプの範囲内からはみ出すような女性の場合なら

とくにしたくはない


今回の浮気相手は

好みのタイプからは、やや外れていた

思い切りではないが、やや外れていた


自分の好きなタイプではない女性とセックスをすることは


正直つらい。


もうほんと生理的に無理みたいな女性とは

そんな事態になる心配はないが


今回の女性みたいに

自分の好きなタイプとそれ以外の女性との境界線を彷徨うような女性の場合


今回みたいな事態になることがある。


そのような事態になる理由は

例えば

好奇心や、一時の気の迷い、寂しさ、勢い、等によるものである。


その場合は

俺は優しいので

その場では精一杯がんばる。


相手が求めるであろうサービスを

精一杯提供する。

自分が満足する前に必ず相手が満足するように尽くす。


だが、冷めている。

冷めているので

その前後の流れも含めて

意外とうまくいく


こういうのはがっついたら負けだ

余裕がないといけない


冷めていたら、がっつくことはない

冷めているが、俺は持ち前のサービス精神により

相手には優しく振舞うので

結果的に余裕がある優しい男になってしまい

相手が求めてくる。

セックスをする際も俺は冷めているのでがっつくことなく

淡々と冷静にことを運べる




だがしかし



もし ともさかりえのような女性となら

そうはいかない。


まずホテルに行く前、デートに誘う時点で高確率で失敗するだろう。

だが失敗例を重ねて俺は強くなる。


もし何かの間違いでホテルに行く事態になれば

セックスがうまくできないだろう

相手を満足させる前に間違いなく俺が尽き果てる。

有り余る興奮に敗れ散る




もしも

そんな、ともさかりえのような

俺のタイプの女性と

セックスをする関係になれば


もしそのような事態になれば

どうすればいいか


そんな都合のいい事態

ちょっと想像ができないが


まずは冷静になるべきだろう。


浮気はリスクが高過ぎるということを冷静に考えるべきだ


バレなきゃいい、というのは間違いないが

絶対バレないということなどない


続く