俺が子供が欲しくない一番の理由は、リスクを負いたくないからかもしれない


俺は子供が欲しくない。

妻も同じく。


だが子供が大嫌いか?

と言われたら

そんなことはない。

友達の子供とか、普通に可愛い。


だが俺たち夫婦は子供はいらない。


俺は30代半ば、妻は30代前半。

年齢的にはまだ間に合うかもしれないが、もう子供は作らない方向で決まりつつある。


その理由がはっきりわかった。


一つは。


俺の遺伝子を持つ子孫が、

真っ当に生きて真っ当な大人になる

ということが考え難いからだ。


容姿、性格、体質 それらが 全部

妻に似てくれたならいいが。


俺に似てしまったら、

真っ当にならない気がする。


俺は今でこそ健康優良児だが子供の頃、本当に体が弱かった。


小児喘息、アトピー、など病気がちだった。

なぜか大学生くらいになる頃には全て全快したが。


子供の頃はつらかった。

同じ苦労を味合わせたくない。

残念だが俺の遺伝子的にはとても優生とは言い難い。



しかし俺は

まあまあイケメンなのが唯一の救いか。


ほんとにどうしようもないおれだが

まあまあイケメンなのと

持ち前の愛すべき人柄で

周りの人々に助けられ生きてこれた。

感謝。


また、俺は歪んだ性癖を持っている。変態以下、普通以上。


具体的には言わないでおこう。


そして俺は今でこそギリギリ社会に適合できているが、いつでもドロップアウトする可能性を抱きながら生きている。


つまり働くことに向いてない。


また、趣味もロクでもない。

インドの奇形児の物乞いの話や中国で人工的に奇形児をつくる話等、そんなことばっかりネットで調べている。


そんな俺の遺伝子を持つ子供が、まともに育つと思うか?


しかも、こんな世の中だ。


インターネットが普及した世の中だ。最悪だ。

小学生にスマホ持たせる世の中だ。馬鹿か⁈



俺の性癖を受け継いだ子供なら。男児なら。

スマホ持たせたなら。

もしも

  IF  もしも の話だ。



まず小1でエロサイトを見つけ

小2でマスターベーションにハマり

小3でロリコンサイトに傾倒し

小4で幼稚園児を性的暴行

小5で悟りを開き

小6で夜の校舎窓ガラス割りながら歩くだろう。


とにかく、まともな大人にはならない。

そもそも俺がまともな大人になっていないからだ。


まともな大人になってもらうにも、何を教えればいいかわからない。


俺は勉強が嫌いだ。

働くことはもっと嫌いだ。

まずは俺がそこらへんを克服する必要がある。




それに、今の時代の子供に

まともな奴なんているだろうか。


疑問だ。


果てしなく疑問だ。


インターネットが自由に使える世の中で育つ子供が

俺は心底薄気味悪い。



俺が小学生だった頃は

せいぜい山で拾った週刊プレイボーイのエログラビアを見るくらいだ。


だが今は

小学生だって自由にインターネットが使える。


エロサイト、エロ動画見放題だ。


あれはまずい。

まだ成熟していない子供には刺激が強すぎる。


それにロリコン、レイプ、とか盛りだくさんのクソ気持ち悪い、胸糞悪いマンガの広告。2ちゃんねるまとめとかに出てくるやつ。


あれは大人な俺でもマジで吐き気する。


あんなん子供の頃から日常的に見てたら、

完全に変態になるだろう。


そいつらがするイジメとか、マジ恐ろしい。


スマホで動画撮るとか、

今の子供のイジメはまじで恐ろしい。


俺は心底、今の子供が薄気味悪い。




あとは

言いにくいことだが


深層心理の中で

これが一番

子供を持ちたくない理由になっていると思う


障害児が産まれることが

心の底から思う怖い。


綺麗事は要らない。


なぜ望んでもいない障害児を育てなきゃいけないのか。


生まれてきてしまったなら仕方ない。


だが、それを回避できるならするべきだ。


そして、そのリスクを負わない、という選択肢を選んだ夫婦を否定せずに尊重すべきだ。




誰が幸せになる?


障害児が生まれて

誰が幸せになる?


生まれた本人は、障害を持って生まれたことが幸せか?


周囲の人間は幸せか?




この世の中、社畜な俺にとっては

ただでさえ大変だ。

HARD MORD な人生を大学卒業以来、ずっと強制的に選ばされてきた。


金はない時間はない。

なんせ気持ちに余裕がない。


子供を育てる気持ちになんかならない。


ましてや障害児なんて、絶対無理だ。

ほんとに申し訳ない。



こんなに危険なロシアンルーレットは他にないだろう。


ピストルなら死ねばいい。


だが障害児を持ったら

殺すわけにも死ぬわけにもいかない。


最近では、高齢出産においては

ダウン症などの障害がないか診断できるという。


素晴らしいことだ。

これから子供を持つ夫婦は

大いに活用すべきだ。






また、偽りない本音だが

障害児を育てている夫婦または兄弟は、本当に素晴らしいと思う。立派だと思う。


俺には無理だ。


俺にその覚悟はない。


救いなのは俺自身、そのことを理解していることだろう。


周りに流されたりして、

身の丈以上のことはするつもりはない。




だがわかっている。

俺だって妻だって

いつ病気や事故に遭って障害を持つことになるかもしれない。


それは仕方ない。

それを投げ出したりはしない。


その覚悟はある。


俺は妻を心の底から大事に思っている。

妻と喜び悲しみ、苦しみを分かち合いながら生きていきたい。


それだけだ