学歴について

f:id:tetsuzaemon01:20170212151615j:plain


しんちん座衛門と申します。

f:id:tetsuzaemon01:20170212151417j:plain


もうすぐ春ですね



恥の多い人生を歩んできまして

50年程になります


まったく未熟ながら 

思うことがございます




学歴について




やれ

早稲田とか慶應とか私立有名大学を卒業した輩はなぜか


やたら自分の出身大学をアピールしたがりますよね


誰も聞いてないし興味もないのに


あれは何なんですかね


聞いてて恥ずかしくなりますよ


東大くらいのレベルの大学でも出てれば

アピールしたくなるのもわかりますが



社会に出てしまえば

まったく学歴なんてどうでもいいことと思いますがね


しかし自分が属する集団の中のこととして考えると

なかなかどうして思うことがあるのです

 

人は社会に出る際

ほとんどの人が何かしらの集団に属するでしょう


企業の一員であったり公務員だったり


その際に微妙な問題が勃発するのです



私の中の結論として人は


自分と同等位もしくは少し上くらいの学歴を有する人が多くいる集団に属すれば


学歴について特に意識せずにうまくやっていける気がします



しかし

あきらかに自分より低い学歴を有する人しかいない集団に属すると


学歴という事実について

思いのほか余計な心労を味わうことになるかもしれません



学歴差別という言葉を聞いたことがあります


小生は恥ずかしながら


最近のナウい若者の言い方でいうとFラン大学というのでしょうか


偏差値の非常に芳しくない田舎の無名の大学を出ております


ええ、もちろんスチューデント時代は勉強はまったくした記憶がございません


出来の悪い学友達と遊んでばかり

安いファミリーレストランにて

毎晩くだらない戯言ばかり言い合ったものです


しかし世に出て

いろいろな集団に属していたりするうちに思うのは


小生のような

どんな馬鹿大学を出たどんな馬鹿でも、

いちおう大卒は大卒なのだなと


なんとなく

身にまとう空気といいますか


思考回路の種類といいますか


世の中に対する身の構え方といいますか


小生の母校と同じようなFラン大卒の人間とは、話をして何故か打ち解けやすい。

会話の節々にあまり軋轢をかんじない気がするのです。



これが例えばもし

 (誰もが認めるクソFラン大学だとしても)

貴方が大卒や院卒であって

新卒や転職で入社した会社が


中卒、高卒の社員しかいない場合


貴方は周りからこう言われるでしょう


あんた、

大学まで出て、こんな会社なんで入ったん?



これは言ったほうはあまり意識してないのかもしれませんが


言われた方としては、あまり穏やかではございません。

(小生も昔、そういう会社に属した経験がありました)




もちろん小生としましては

大卒のプライドなんてとうに捨てており

(Fラン自体が大卒というには憚れるし、そもそも勉強をまったくしていなかったため大卒という自覚が無かった)

高卒や中卒の人間を下に見るなんてつもりは毛頭ございませんでした

というかそんなこと何も意識していませんでした


実際、当たり前すぎて言うまでもないことではありますが


中卒の方でも人格が素晴らしく、能力が優れている尊敬すべき人間は沢山いらっしゃいます。


また小生のように何も考えず

なんとなく大学を出たようなアッパッパーな人間も沢山世の中にはいるのです



まあ、だいたいはそんなこと言われるのも最初だけですが。

一緒に働いてるうちに

大卒だとか高卒だとか関係なくなります。

人間対人間同士で相手のことを尊重できればよいのです。







しかし困ったことに

中にはいるのですよ


どういうわけか

大卒に対してコンプレックスを抱いてる人間が


そういう人間は

正直、面倒くさいですね


また、そういう人間がいる場合

余計に気を遣う必要が生じます


たわいない話をしていても


大学のとき〜


という言い回しを


20歳くらいのとき〜


などと変換して口に出します。


これは気を遣いすぎかもしれませんが。


こういうくだらないことは

残念ながら

その会社、その集団に属する限り

ずっと続くことでしょう


それが嫌ならば

さっさとそういう職場は辞めて他にいくほうが良いかもしれません


自分と同等もしくは少し上くらいの学歴を有する人が多くいる会社ならば


そのような面倒な問題は起こりませんし


そもそもそんなくだらないことを意識する必要がありません


まあ、たいしたことではないかもしれませんが

意外とデリケートな問題かもしれません

もしかしたら同意される方もいらっしゃるかと思い 

駄文を書いた次第であります



世界人類が幸せでありますように